STEP 1・どんな仕事?
まずは「フードデリバリー」を知って、登録してみる
フードデリバリーは、レストランの料理を注文者のもとへ届ける仕事です。報酬は出来高(運んだ分だけ)で、1件あたりは数百円。動いている時間で割ると、時給換算でだいたい1,300円くらいになるよう組まれていることが多いですが、エリアや時間帯、天気によって上下します。
代表的なのが Uber Eats(ウーバーイーツ)。アプリの登録自体は無料で、まずアカウントを作るところまでは誰でもできます。自転車や125cc以下の原付なら、特別な登録は不要で、そのまま配達を始められます。
Uber Eats
いちばん利用者が多く、はじめやすい定番。まずはここから、という人が多いです。
出前館
日本発のサービス。エリアによっては案件が多く、安定して動きやすいことも。
menu/Rocket Now
menuに加え、新規参入のRocket Now(ロケットナウ)も全国へ拡大中。週払い(火曜締め・金曜入金)で、掛け持ちの選択肢として。
Amazon Flex
食事ではなく荷物の配達。時間帯のブロックを自分で予約する形。
うれしいのは、これらの多くが同じ「黒ナンバー」で働けること。1社で始めて、慣れたら掛け持ち——という広げ方が、あとから自由にできます。
STEP 2・車で始めるなら
車(軽自動車)で配達するなら、「黒ナンバー」が必要です
ここが、いちばん大事なポイントです。自家用の軽自動車(黄色いナンバー)のままでは、配達の仕事はできません。報酬を受け取って荷物を運ぶには、事業用の「黒ナンバー」に登録する必要があります。
これは"あとからでいい"ものではありません。たとえば Uber Eats の車両登録では、車体に取り付けた状態のナンバープレートの写真と、事業用の届出書類の提出が求められ、書類とプレートの番号が一致しているかも確認されます。そのため、黄色いナンバーのままでは、そもそも登録を通せません。
📌 自家用(白・黄色ナンバー)の車のまま有償で配達するのは、法律違反にあたります(無届の事業/有償運送)。また、自家用車の任意保険は仕事での使用を想定していないため、配達中の事故で補償されないおそれもあります。最初に黒ナンバーを取っておくのが、結局いちばんの近道で、自分を守ることにもつながります。
なお、配達手段が自転車・125cc以下の原付なら、この黒ナンバーは不要です。125ccを超えるバイクで配達する場合は、二輪用の事業用ナンバー(緑ナンバー)が必要になります。
STEP 3・取り方
黒ナンバーの取り方は、「2つの窓口」をまわるだけ
むずかしそうに見えて、特別な資格も試験もありません。書類を出して、ナンバーを受け取る——基本はこれだけです。
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運輸支局(輸送担当)に書類を出す
経営届出書(様式1)・運賃料金設定届出書+運賃料金表・事業用自動車等連絡書・車検証のコピーを提出。建物では「検査・登録」の窓口が目立ちますが、届出を出すのは別部署の「輸送担当(輸送係)」。「貨物軽自動車運送事業の届出をしたいのですが」と聞くのが近道です。連絡書に確認印をもらうのを忘れずに。
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軽自動車検査協会で黒ナンバーを受け取る
①の連絡書(確認印つき)・車検証・今の黄色いナンバープレートを持参して、黒ナンバーの交付を受けます。「自動車検査登録事務所」とは別物なので注意。手続き自体は無料、プレート代の実費(1,500円前後)だけです。
書類がそろっていれば、半日〜1日みておけば十分です。記入例や車庫(駐車場)の書き方など、もっとくわしい手順は解説記事にまとめています。
📖 黒ナンバーの取り方・記入例をくわしく読む(解説記事)
STEP 4・窓口さがし
あなたの地域の窓口は、市区町村を入れるだけ
「自分の地域の運輸支局と軽自動車検査協会は、どこ?」——このページの上部の検索ボックスに市区町村名を入れると、行くべき2か所(①経営届出の運輸支局=輸送担当/②黒ナンバー交付の軽自動車検査協会)がまとめて出ます。
🔍 ページ上部の検索ボックスへ
書式ダウンロード
手続きに使う公式の書式(無料)
提出する書類は、国土交通省や各運輸局の公式サイトから無料でダウンロードできます。
運賃料金設定届出書・運賃料金表(例)・標準運送約款
全国共通の統一様式です。お住まいの管轄=各地方運輸局の「様式ダウンロード」ページから入手できます。
事業用自動車等連絡書
提出先の運輸支局で受け取れます(各運輸局のページにも様式があります)。地域で書式が異なることがあるため、管轄の窓口でもらうのが確実です。
軽自動車検査協会での書類
黒ナンバーの交付申請書は、軽自動車検査協会の窓口に用意されています。①でもらった連絡書・車検証・現在のナンバーを持参すればOKです。
📝 様式は改正されることがあります。提出前に、お住まいの管轄(上の窓口さがしで確認できます)の運輸支局・運輸局で、最新の様式をご利用ください。各書類のくわしい記入例は、このページで順次掲載していきます。
こんな方に
こんな方に向いています
子育て中
子どもの体調や行事で、急に休みたい日がある。シフトに縛られず、謝らずに働きたい方。
子育てが一段落
時間はできたけれど、いまさら毎日のシフトは気が重い方。面接・履歴書・ブランクの説明もいりません。
パートと両立
いまの仕事はそのままに、終わりの数時間や空いた曜日だけ"足したい"方。シフトを増やさず、自分のさじ加減で。
よくある質問
よくある質問
黒ナンバーの取得にお金はかかりますか?
手続き自体は無料で、かかるのはナンバープレート代の実費(1,500円前後)だけです。自分で書類を書く時間がない・不安な場合は行政書士に代行を頼む手もあり、その場合はおおむね1万円台〜3万円台+プレート代が目安です(地域や依頼範囲で変わります)。
車庫(駐車場)は自宅でないとダメですか?
自宅でも、借りている月極駐車場でも大丈夫です。軽自動車は普通車のような「車庫証明」は不要で、届出書に場所を書いて宣誓欄に押印する自己申告制です。月極の場合は、契約で事業用の利用が制限されていないかだけ確認しておくと安心です。
黄色(白)ナンバーのままでは始められませんか?
車で有償の配達をするには黒ナンバーが必要です。Uber Eats などの登録でも、車体に付いたナンバープレートの写真と事業用の届出書類が求められ、番号の一致も確認されるため、黄色いナンバーのままでは登録を通せません。最初に黒ナンバーを取っておくのが確実です。
どれくらいの期間で取れますか?
書類がそろっていれば、2つの窓口をまわって半日〜1日が目安です。混み具合によりますが、「丸一日がかりの大仕事」というほどではありません。
普段乗っている軽(乗用タイプ)でもできますか?
できます。制度改正により、軽の乗用タイプ(5ナンバー)も貨物として届け出れば黒ナンバーにできます。届出の様式は共通で、普段使いのワゴンなどでも問題ありません。
黒ナンバーは1枚で複数のサービスに使えますか?
使えます。黒ナンバーは Uber Eats・出前館・menu・Rocket Now・Amazon Flex などに共通で使える"マスターキー"です。1社で始めて、あとから掛け持ちすることもできます。なお、登録のときに渡される経営届出書の「控え」は再発行できないので、大切に保管してください。
さあ、はじめましょう
「まずくわしく知りたい」なら解説記事へ。「もう始めたい」なら、登録のときに紹介(招待)コードを使うと、新規登録者向けの特典を受け取れることがあります。
💡 Uber Eats は全国47都道府県に対応していますが、地域によっては配達できる範囲が限られることもあります。お住まいが対象かどうかは、登録前に
Uber Eats アプリで確認できます(注文画面で自宅の住所を入れて、お店が表示されれば、その地域は配達も動いています)。
キャンペーンの金額は時期によって変わります。「○万円キャッシュバック!」と相場からかけ離れた高額をうたうものには用心し、最新の正確な条件は公式アプリ・公式キャンペーンページでご確認ください。